2012年4月28日土曜日

Ubuntu 12.04にTeXLive2011+tlptexliveをインストール

Ubuntu 12.04を導入したので、TeXLive2011+日本語追加パッチ環境を、TeXLive2011+tlptexliveリポジトリに変更してみました。

まずはTeXLiveの本家このへんからtexlive2011-20110705.iso をダウンロードし、インストールします。このインストール方法は省略します。

以下はTeXLiveの本家のページやtlptexliveのWikiに記述がある内容です。
まず、
$ sudo su
でrootになり、~/.bashrc を編集するなどしてTeXLiveの実行ファイルがあるディレクトリにパスを通しておきます。以下はrootの状態で操作を行いました。 

$ tlmgr option repository http://mirror.ctan.org/systems/texlive/tlnet

として、tlmgrを使う際には近くのCTAN mirrorを使うように設定します。
そこで

$ tlmgr update --self --all

とすることでTeXLive2011のパッケージを最新のものとしておきます。
私の場合はアップデートが700件ほどあり、この段階に最も時間が掛かりました。
またかなりの割合でアップデートに失敗するパッケージがあるので、そのときは
tlmgr に起因するトラブル(Luminescence)を参考に

$ tlmgr update --reinstall-forcibly-removed --all

を実行し再インストールしました。
次にtlptexliveのリポジトリをアップデートします。

$ tlmgr --repository http://www.tug.org/~preining/tlptexlive/ update --all

これでptexやdvipdfmxなどのバイナリがアップデートされます。
 最後にpxdviなどのパッケージをインストールします。

$ tlmgr --repository http://www.tug.org/~preining/tlptexlive/ install pmetapost pxdvi uptex

これまでに比べて非常にインストールが簡単になりました。関係者の皆様に感謝します。

次に、TeXLive2011のasymptoteはバージョンが2.13だったので、最新の2.15をインストールしました。こちらのコンパイルにはbuild-essentialとzlibをインストールしておけばよいと思われます。make installする際にtexi2dviがないと怒られますが、こちらからasymptote.pdfをダウンロードして作業ディレクトリ内のdocディレクトリに入れておけばインストール出来ました。

それで、 端末でplatexを実行してみると
$ platex
This is e-pTeX, Version 3.1415926-p3.2-110825-2.3 (utf8.euc) (TeX Live 2012/dev)
restricted \write18 enabled.

と表示されます。TeXLive2011+日本語追加パッチの場合には、pdfの図をLaTeX文書に貼り付ける際にextractbbを自動で実行するようにするために、texmf.cnfのshell_escape_commandsを書き換える必要があったのですが、そのような手間がいらなくなっていました。platexに-shell-escape または-shell-restricted オプションを付けるだけでよいようです。うーん便利だ。

tlmgrでアップデートに失敗する割合が減れば言うことはないのですが、現状では頻繁にアップデートを行うとトラブルの元になりそうです。