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yatexで数式イメージ補完を使って数式書体を変更したい

普段はLaTeX文書を作成するのにemacs+YaTeXを使用しています。 YaTeXでは数式環境中でセミコロン; を押下すると数式イメージ補完入力可能になり、その後aを押せば\alphaが、6を押せば\partialが補完されます。 セミコロンの後にmrを押せば、\mathrm{}が補完され、括弧の間にカーソルが移ります。同様にmsで\mathsf{}, miで\mathit{}なども補完されるのですが、自分が普段良く使う\mathbbや\mathscrはデフォルトで定義されていないようです。 これら数式の書体変更の命令はセクション型(\section{})のコマンドなので、ユーザー定義のセクション型補完の変数として用意されているuser-section-tableに登録すると、セクション型補完のコマンド[prefix]-sで入力した際には括弧まで補完してくれます。 \mathbbや\mathscrも数式イメージ補完を行いたいと思ったので、ユーザ定義の数式記号の変数YaTeX-math-sign-alist-privateにも登録してみたのですが、数式イメージ補完入力からこれらのコマンドを入力すると、括弧が補完されません。 yatex.elで定義されている変数section-tableにこれらのコマンドを登録しておけば、数式イメージ補完入力でも括弧が入力されることを確認したのですが、これらの挙動の違いがイマイチ把握出来ていません。yatex.elを直接変更するとなるとYaTeXのアップデート毎にyatex.elを修正する必要があるので、根本的な解決方法が知りたいのですが、どうすればよいのでしょう? 追記:2016/12/18 yatexの更新の度にyatex.elを書き換えるのは面倒なので,とりあえずinit.elに次のように記述しました. (setq yatex-mode-load-hook '(lambda() (setq section-table (append section-table '(("mathscr") ("mathbb") ("mathfrak")))) )) user-section-tableに追加...