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複数の文書で共通して使いたい文書の置き場所(LaTeX)

LaTeXでLebesgue積分のノートと複素解析のノート,Lie群のノートを作成しているのですが,実数関数についての微積分の内容をすべてのノートに共通させたいと以前から考えていました. サブフォルダに置いてある文章ならば,import.styを使って読み込むことも可能ですが,同水準のフォルダ間の文章の読み込みは望みの挙動をしてくれる解決策を知りませんでした. import.styを使うと,サブディレクトリ以外の他ディレクトリのファイルも読み込むことが可能なようです.しかし私が試した限りでは,警告やエラーが出ないものの,期待したファイルを読み込んでいない結果が得られました.またimport.styを使うと,YaTeX側で認識をしてくれないという問題があります(個人的にはこれが一番の問題). 仮に共有したい微積分のノートが「$HOME/notes/calculus」に置いてあるとします. \inputコマンドを使うのであれば,これは相対パスを理解してくれるようなので,\input{../calculus/integral}といった記述をしても問題なくタイプセットを行うことが可能です. しかし\includeコマンドを使おうと思うと,相対パス表記はLaTeX側で解釈してもらえないようで,エラーが出てしまいます.大規模の文章を扱うときには,\includeonlyコマンドを使って分割タイプセットを行いたいので,\inputしか使えないのは不満が残ります. 別の解決策として1つのPC(OS)しか使わないのであれば,共通させたい文書を入れるフォルダを作って,その他の各文書のフォルダにはシンボリックリンクを貼っておけば良さそうです. しかしこれにも問題点があって,私はLaTeXのノートをDropboxに保存して複数のPCで共有しているのですが,シンボリックリンクを使った方法だとDropbox上で実ファイルとして認識されてしまうようで,他のPCでは実ファイル化してしまい余計に扱いがややこしくなりました. 現在はMacやLinuxの環境では ~/.bashrcなどに変数TEXINPUTSを export TEXINPUTS=$HOME/notes/calculus:$TEXINPUTS と記述してTeX側から共有したいファイルの場所が見...

array環境でのエラー

これまで全く気がつかなかったのですが,次のような数式をLaTeXでタイプセットすると "missing number, treated as zero."というエラーメッセージがでてしまいます. \begin{equation} \begin{array}{l}   [a_1, b_1]\times \dotsb \times [a_{i-1}, b_{i-1}]\times  \{a_i\}\times[a_{i+1}, b_{i+1}]\times \dotsb \times [a_n, b_n]\\   [a_1, b_1]\times \dotsb \times [a_{i-1}, b_{i-1}]\times  \{b_i\}\times[a_{i+1}, b_{i+1}]\times \dotsb \times [a_n, b_n] \end{array} \end{equation} これは1行目で\\を用いて改行した直後に[]で囲まれた文字列を持ってくると,改行後のスペースと勘違いしてエラーを起こすようです(例えば\\[3pt]と記述すると3pt行間が空く).エラーの回避方法としては,\\の直後に括弧を入れて\\{}とし,区切りを明確にしてやることだそうです. これまでこういう数式を打ったことが無いことに軽く衝撃を受けました.

jsarticle.clsでappendixの数式番号が変

LaTeXの話です.仕様しているのはMacTeX2013です. 普段はjsbook.clsを使っているので気づかなかったのですが,久々に昔書いた原稿をタイプセットしてみると,appendixの数式番号がおかしいことに気づきました.どうやらjsarticle.clsを使う生じる症状のようです. 具体的には,appendixでの数式番号を(A.1)の形で出力してほしいのですが,これが(付録 A.1)のようになります.これはかなりウザいです.解決方法はTeX Q&Aの 43969 と 43989 のやり取りにありました. \makeatletter %% %% \appendix 定義を修正 %% \thesection に \presectionname(\appendixname) を追加するのではなく %% 以降の \section に \presectionname(\appendixname) を追加してみた %% %% 元と違うところ %% (1) 目次で「付録A」とならず「A」となる %% (2) \label \ref の参照で「付録」が出なくなる %% \renewcommand{\appendix}{\par \setcounter{section}{0}% \setcounter{subsection}{0}% \gdef\presectionname{\appendixname}% % \gdef\presectionname{}% \gdef\postsectionname{}% % \gdef\thesection{\presectionname\@Alph\c@section\postsectionname}% \gdef\thesection{\@Alph\c@section}% % \gdef\thesubsection{\@Alph\c@section.\@arabic\c@subsection}%} \gdef\thesubsection{\thesection.\@arabic\c@subsection}%} % 以下,追加 \if@twocolumn \renewcommand{\section}{% \@startsection{section}{1...