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2014の投稿を表示しています

Ubuntu 14.04でのEmacsの設定(mozc, YaTeX, SyncTeX, フルスクリーン)

最近MacBook Air (mid 2012)の外付けSSDにUbuntu 14.04をインストールしたので,久しぶりに設定をゴニョゴニョしております. Emacsの日本語入力では,以前はAnthyを使っていましたが,TeXフォーラムの「 emacs, mozc, TeX入力 」を見て,mozcでもドル記号を入力したときに自動で直接入力に切り替えることが出来そうだったので設定をしてみました.「~/.emacs.d/init.el」に次のように設定しています. ;;; 言語環境の指定 ;;mozcの設定 (require 'mozc) (set-language-environment "Japanese") (setq default-input-method "japanese-mozc") ;;yatex-modeでドル記号を入力したときに直接入力に切り替える。 (define-key mozc-mode-map ""YaTeXinsertdollarormozcinsert)(defunYaTeXinsertdollarormozcinsert()(interactive)(if(eqmajormodeyatexmode)(YaTeXinsertdollar)(mozchandleevent?))) その他にも,SyncTeXの設定がしばらく見ない間に変わっていたので,TeXWikiを参考に設定も行いました. 「 synctex-for-evince-yatex.el 」をダウンロードしてemacsが読める場所に置きます. init.elには次のように書き込んでおきます. ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;; synctex関連 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;inverse search (require 'dbus) (defun un-urlify (fname-or-url) ...

複数の文書で共通して使いたい文書の置き場所(LaTeX)

LaTeXでLebesgue積分のノートと複素解析のノート,Lie群のノートを作成しているのですが,実数関数についての微積分の内容をすべてのノートに共通させたいと以前から考えていました. サブフォルダに置いてある文章ならば,import.styを使って読み込むことも可能ですが,同水準のフォルダ間の文章の読み込みは望みの挙動をしてくれる解決策を知りませんでした. import.styを使うと,サブディレクトリ以外の他ディレクトリのファイルも読み込むことが可能なようです.しかし私が試した限りでは,警告やエラーが出ないものの,期待したファイルを読み込んでいない結果が得られました.またimport.styを使うと,YaTeX側で認識をしてくれないという問題があります(個人的にはこれが一番の問題). 仮に共有したい微積分のノートが「HOME/notes/calculus\input使\input../calculus/integral\include使LaTeX\includeonly使\input使PC(OS)使LaTeXDropboxPC使DropboxPCMacLinux /.bashrcTEXINPUTSexportTEXINPUTS=HOME/notes/calculus:$TEXINPUTS と記述してTeX側から共有したいファイルの場所が見...

emacs内でTeX文書の作成からpdf閲覧まで行う

TeX WikiのEmacsに関する記述を見ていると,sheepheadさんのblog記事: Emacs上のPDFでisearch,occur,imenuとかなんでもしてしまうpdf-toolsの紹介 が紹介されていました.Emacs23を導入したときに,EmacsでPDFファイルを表示するDocViewを試したことがありましたが,使い勝手が悪かったためすぐに使わなくなりました. まずdoc-view-modeの基本的な操作法をまとめておきます. キー コマンド 機能 n 'doc-view-next-page 次のページ p 'doc-view-previous-page 前のページ C-n 'doc-view-next-line-or-next-page 1行下方へスクロール C-p 'doc-view-previous-line-or-previous-page 1行上方へスクロール SPACE 'doc-view-scroll-up-or-next-page 下方スクロールまたは次のページ DEL 'doc-view-scroll-down-or-previous-page 上方スクロールまたは前のページ k 'doc-view-kill-proc-and-buffer プロセスを終了しバッファを閉じる g 'revert-buffer バッファを閉じる + 'doc-view-enlarge 拡大 - 'doc-view-shrink 縮小 カーソルキー  - 上下左右方向へスクロール M-g M-g  'doc-view-goto-page 指定 したページへ 移動 M-> 'doc-view-first-page 最初 のページへ 移動 M-< 'doc-view-last-page 最後 のページへ 移動 上述の記事ではEmacsのdoc-view-modeの使い勝手を良くするEmacs拡張アプリであるpdf-toolsを紹介していたので,早速試してみました.環境はMac OS X MavericksでEmacs 24.4.50を使用しています. pdf-toolsを検索してみ...

tikzを用いた部,章,節のカスタマイズ

TeX Stack Exchange のサイトを眺めていて,tikzを使った各種見出しのデザイン変更の仕方でとても格好の良いものが幾つかあったため,リンクをまとめてみます. Customizing part style with Tikz How to customize chapter heading style? Some questions about titlepage and tikz Code improvement on a title page design tikzを使えばこんなことも出来るのかと感心させられました.

mdframedを用いた定理環境の修飾(platex+dvipdfmx, tikz)

追記:2016/04/19 定理環境をmdframedを使ったものから tcolorboxを使ったものに変更しました。 以前にplatexではmdframedでtikzを使った描画はうまくいかない風なことを書きましたが,あれはウソでした。すみません。 mdframedパッケージを読み込む前に,graphicxパッケージにdvipdfmxオプションを付けて読み込んでおけば使えました。 前回記事にした定理環境では,定理の番号に章番号や節番号を付けて出力したり参照したりするときに不便なため,書き直しをしました。次のように記述しておけば,platex+dvipdfmxできちんとした出力が得られます。 \documentclass[a4paper,10pt,papersize]{jsarticle} \usepackage{amsmath,amssymb,mathrsfs} \usepackage{etoolbox} \usepackage[svgnames]{xcolor} \usepackage[dvipdfmx]{graphicx} \usepackage[framemethod=tikz]{mdframed} \newcounter{theo} \numberwithin{theo}{section} \newenvironment{theo}[1][]{% \refstepcounter{theo}% \ifstrempty{#1}% {\mdfsetup{% frametitle={% \tikz[baseline=(current bounding box.east),outer sep=0pt] \node[anchor=east,rectangle,fill=blue!20] {\strut 定理~\thetheo.};}}}% {\mdfsetup{% frametitle={% \tikz[baseline=(current bounding box.east),outer sep=0pt] \node[anchor=east,rectangle,fill=blue!20] {\strut 定理~\thetheo.~#1};}}% }% \mdfsetup{innertopmargin=5pt,linecolor=blue!20,% l...

LaTeXで3本線のノルムを表示

数学のノートを作っていて,縦3本線のノルム記号を表示したくなったので調べてみました.nath.styというパッケージを導入すると使えるようになるそうなのですが,プリアンプルに記述すると他のパッケージと競合してしまったので,別の方法を探していました. TeX StackExchangeの" Spacing between triple vertical lines "でよさげな解決法を見つけたので転記しておきます. プリアンプルに以下を記述します. \makeatletter \newcommand{\opnorm}{\@ifstar\@opnorms\@opnorm} \newcommand{\@opnorms}[1]{% \left|\mkern-1.5mu\left|\mkern-1.5mu\left| #1 \right|\mkern-1.5mu\right|\mkern-1.5mu\right| } \newcommand{\@opnorm}[2][]{% \mathopen{#1|\mkern-1.5mu#1|\mkern-1.5mu#1|} #2 \mathclose{#1|\mkern-1.5mu#1|\mkern-1.5mu#1|} } \makeatother \opnormという命令で,mathtoolsパッケージで定義されているのと同様の記述の仕方で,3本線のノルムを使用することが出来ます. \opnorm{a} % normal size \opnorm[\big]{a} % slightly larger \opnorm[\Bigg]{a} % largest \opnorm*{a} % \left and \right 出力結果は次の通りです.