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LaTeXで3本線のノルムを表示

数学のノートを作っていて,縦3本線のノルム記号を表示したくなったので調べてみました.nath.styというパッケージを導入すると使えるようになるそうなのですが,プリアンプルに記述すると他のパッケージと競合してしまったので,別の方法を探していました. TeX StackExchangeの" Spacing between triple vertical lines "でよさげな解決法を見つけたので転記しておきます. プリアンプルに以下を記述します. \makeatletter \newcommand{\opnorm}{\@ifstar\@opnorms\@opnorm} \newcommand{\@opnorms}[1]{% \left|\mkern-1.5mu\left|\mkern-1.5mu\left| #1 \right|\mkern-1.5mu\right|\mkern-1.5mu\right| } \newcommand{\@opnorm}[2][]{% \mathopen{#1|\mkern-1.5mu#1|\mkern-1.5mu#1|} #2 \mathclose{#1|\mkern-1.5mu#1|\mkern-1.5mu#1|} } \makeatother \opnormという命令で,mathtoolsパッケージで定義されているのと同様の記述の仕方で,3本線のノルムを使用することが出来ます. \opnorm{a} % normal size \opnorm[\big]{a} % slightly larger \opnorm[\Bigg]{a} % largest \opnorm*{a} % \left and \right 出力結果は次の通りです.

Tikzとplatexで図画間結合

zrbabblerさんのblog「マクロツイーター」の記事 「TikZはdvipdfmxをどこまでサポートするか?(1)」 と 同(2) を真似て図画間結合なるものを試してみました. このように,図画間結合を使えばtikzpicture環境の外にあるノードを参照して矢印でつなぐことが出来ます.ソースのサンプルはzrさんのblogに詳しいので省略します.文章をまたいでノードを繋げることも出来ます. Tikzは色々なことが出来て楽しいです。

Tikzで鉄心に巻いたコイルの作図

TeX Stack Exchangeの Modify Tikz coil decoration に,芯に巻いたコイルの作図の仕方が載っています.coil decorationを使って実現してあるのですが,以前に書いたようにcoil decorationではパラメータの選び方によって端に直線的な部分が残ってしまい使い勝手がよくありません. 以前の記事でcoil decorationを修正したgluon decorationを紹介しましたが,今回はこれを流用して端に直線部分が残らないものを作ってみます. まず,上記のModify Tikz coil decorationの記事にあるように以下の内容をpgflibrarydecorations.mypathmorphing.code.texという名前で保存します. \def\pgfpoint@oncoil#1#2#3{% \pgf@x=#1\pgfdecorationsegmentamplitude% \pgf@x=\pgfdecorationsegmentaspect\pgf@x% \pgf@y=#2\pgfdecorationsegmentamplitude% \pgf@xa=0.083333333333\pgfdecorationsegmentlength% \advance\pgf@x by#3\pgf@xa% } % gluonup decoration % % Parameters: \pgfdecorationsegmentamplitude, \pgfdecorationsegmentlength, \pgfdeclaredecoration{gluonup}{initial} { \state{initial}[ width=+0pt, next state=coil, persistent precomputation={ \pgfmathsetmacro\matchinglength{ (ceil(\pgfdecoratedinputsegmentlength / \pgfdecorationsegmentlength) - \pgfdecoratedinputsegmentlength / \pgfdecor...

Tikzでばねを描く

随分前にinkscapeを使って高校物理の問題集に出てくるようなばねの描き方についてのエントリを書きましたが,あれはinkscapeの使い方をあまりよくわかっていない時期に書いたので必要以上に手順が面倒になっています. Tikzではばねが簡単に描けるので,今回はその紹介をします. TeX - LaTeX Stack Exchangeというサイトの Coil path decoration without straight segment というページを参考にしました. Tikzでばねを描く際にはパスの装飾を行うdecorationsというライブラリのcoil decorationを使用すればよいのですが,segment lengthの値がうまく設定出来ていない場合には直線的なセグメントが出来てしまいます.上記のページにその不具合を修正したgluon decorationが紹介されていたので,それを拝借してcoil decorationと比較してみました.gluonは勿論QCDのファインマン・ダイアグラムに出てくるgluonです. 通常のcoil decorationでは右端部分に直線的なセグメントが残っています. gluon decorationではそれが解消されているのが見て取れます. \documentclass[10pt]{jsarticle} \usepackage[dvipdfmx]{graphicx} \PassOptionsToPackage{svgnames}{xcolor} \usepackage{tikz} \usetikzlibrary{calc} \usetikzlibrary{decorations.markings,decorations.pathmorphing} %修正されたコイル gluonとして使う \makeatletter \pgfdeclaredecoration{gluon}{initial} { \state{initial}[ width=+0pt, next state=coil, persistent precomputation={ \pgfmathsetmacro\matchinglength{ (ceil(\pgfdecorate...

Tikzの練習 電圧計

最近Tikzの練習をしています. TeXのマクロなどを書いたことがないので,悪戦苦闘中です. 今回は電圧計の目盛りを作図してみました. \documentclass[10pt]{article} \usepackage[dvipdfmx]{graphicx} \PassOptionsToPackage{svgnames}{xcolor} \usepackage{tikz} \usetikzlibrary{calc} \begin{document} \begin{tikzpicture} \draw (0,0)--(3,0)-- ++(70:2.5)-- ++(-3,0)--cycle; %外枠 \coordinate (p) at ($(1.5,0)+(70:0.7)$); \draw[thick] (p)--($(p)+(0,1)$); \node (V) at ($(p)+(70:0.3)$){\scriptsize $\underline{\mathrm{V}}$}; \fill ($(p)+(-0.17,0)$) -- ($(p)+(0.17,0)$) -- ($(p)+(0,0.13)$)--cycle; \coordinate (q) at ($(70:0.4)+(0.65,0)$); \begin{scope}[shift=(q),scale=1.2] %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%% %%% 電圧計の目盛り %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%% \renewcommand*{\r}{0.7}%円の半径 \renewcommand*{\l}{0.3}%長い目盛りの長さ \renewcommand*{\t}{0.15}%短い目盛りの長さ \pgfmathparse{cos(70)} \let\c\pgfmathresult \pgfmathparse{sin(70)} \let\d\pgfmathresult \pgftransformcm{1}{0}{\c}{\d}{}%座標軸の回転とシフト %x軸とy軸の成す角が70度の斜交座標系に座標系を変更する \foreach \i in {0,1,2,..., 20} { \pgfmathparse...

CD衝動買い

先日3ヶ月ぶりくらいにCDを買いに行きました. 最近は音楽雑誌を読んだり,Webで情報を集めたりしなくなってしまったので,片っ端から視聴して気になるものを購入して行くのですが,今回は当たりが多かったです. TravisやPlaceboの新作に始まり,Black Joe LewisやSilver Screen, Superhumanoidsなど15枚程購入しました.まだ全体像を把握出来ていないものが多いのですが,気になった曲をピックアップしてみます. Superhumanoidsの"Exhibitionists"を買いました.1stアルバムらしいです.気に入っているのは4曲目の"So Strange"です.ギターの音が80年代っぽい.こういうのをドリームポップというらしいです. Black Joe Lewisは"Electric Slave"を購入しました. これは3rdアルバムになるそうで,ファンク色が交代してブルースが全面に出ているそうです.格好良いので過去作品もチェックしたいと思います.1曲目の"Skulldiggin"が良いです. ファンクっぽい曲よりも,こっち方面のほうが個人的には好きかもです.ブリブリした音がたまりません. Travisの新作"Where You Stand"はタイトル曲が良いですね. Music Videoは何度か見ていたので新鮮味には欠けますが,いつも良い作品を作ってくれるバンドです. Silver Screenは"When You and I Were Very Young"を買いました.派手な曲はないけれどもその分飽きがこなそうです.どの曲もクォリティーが高く,経験上こういうアルバムは長い間お世話になれると思います.調べてみると,2005年にもアルバムを出しているようなので,こちらもチェックしたいと思います. "Really No Wonder", "Only Ever Yours", "Mercy"などが良いですね. 残りはまだ聴き込んでいないのでまだなんともいえない状態です. ちなみに今年一番聴...

LuaTeX-jaでギリシャ文字のイタリック体を表示する.

先日LuaTeX-jaでギリシャ文字のイタリック体が表示されないと書きましたが, 本日 LuaTeX-jaの使い方 を参考にフォントのプリセット設定を変更したところ無事ギリシャ文字のイタリック体も表示されました. fontspec パッケージによる数式フォント置換が不都合な場合は, \usepackage[no-math]{fontspec} \usepackage[...]{luatexja-preset}  のようにしてください. という記述があったので,次のようなファイルをタイプセットしてみました. \documentclass{ltjsarticle} \usepackage{luatexja} \usepackage{amsmath,amssymb,mathrsfs} \usepackage[no-math]{fontspec} \usepackage[hiragino-pro]{luatexja-preset} \begin{document} あいうえお $\mathit{\Delta}$, $\Delta$ $\mathit{\Psi}$, $\Psi$, $A$, $\mathit{A}$, $I$, $\mathit{I}$, $B$, $\mathit{B}$ \end{document} ギリシャ文字のイタリック体もきちんと表示されています.